2008年4月18日、長崎教区坊守会50周年記念法会が長崎市のホテルニュー長崎で厳修されました。
また、講師として、同朋大学専任講師・張偉(チャン・ウェイ)氏をお招きし、「名号の響きを生きる」の講題で記念講演をいただき、100名ほどの参加がありました。
後藤和美坊守会長は、教区坊守会50周年を迎えるにあたって刊行された記念誌で、
「当教区坊守会が、50周年を迎えるにあたりまして、昨年から役員会で次年度に引き継いでいただこうか、どうしようかと話し合ってまいりましたが、おかげさまで皆さんの多大なるご協力のもと、当初の予想以上の立派な50周年記念誌が、刊行されましたことを大変嬉しく思っています。
長崎は皆様もご存知のように、早くから異国との交流が盛んでエキゾチックな街です。そのため、人々は親切で温かく、どなたでも受け入れてくださるような土地柄です。そしてすばらしい自然に恵まれました風光明媚な所です。しかし63年前の1945年8月9日、11時02分、一発の原子爆弾が炸裂し、14万人もの罪も無い人の命が奪われ傷つけられました。当時市内のお寺もとても大変だったと聞いています。爆心地には50年の間は草木も生えないだろうと言われていたそうですが、その後再び草木も蘇り町は賑わいを見せています。
当教区では『非核・非戦』が、メインテーマとなっています。坊守会も今から十数年前、九州連区坊守研修会で、各教区10名参加し総勢50名で、平和学習のため沖縄の戦跡を訪ねました。内地(本土)にいては見えない沖縄の人たちの、平和への祈りを肌で感じることができました。
教区坊守会の50年間の歴史を紐解いてまいりますと、先輩坊守様方の熱い求道心と団結力の強さがひしひしと伝わってきました。時代背景もあられたでしょうが、不自由する生活の中で『お寺』という場所が、皆様の「魂」の拠り所となるよう、ご門徒の皆様と共に『おみのり』を聞き開いてきたようです。現在もお元気でいらっしゃる光西寺、内藤トシエ様(当年93歳)は坊守学習会の記録をしっかり保存しておられました。今、女性住職の道も開き、宗門も男女両性で築く宗政の実現にご尽力くださっています。きっと、未来の坊守様は、民族を超え、世界中の人々に、『本願念仏のみ教え』を朗らかに伝えてくださる方が現れることでしょう。
最後に日ごろ何かと忙しく『寺』を支えていてくださる「縁の下の力持ち」たる坊守様方には、どうぞ、ご法体大切になさり長生きしてください。「長生きは法の宝」といわれています。“もう一夏 もう一冬”人は年とともに成熟し、その種はまた新しい人生を作っていくことでしょう。
皆様方のあたたかいご支援と、ご鞭撻に、役員を代表しまして、心より厚く御礼申し上げます。 合掌」
と、挨拶されました。
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行事報告